2017年ベトナム最低賃金上昇率 7.3%??

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Vietnam Investment Reviewによると、ベトナム政府機関は2017年の最低賃金上昇率を7.3%で検討している。この数値は、2016年実績の半分の上昇率であり、2016年の中国の最低賃金上昇率に近い数値となる。これまで、「今後5~10年は、中国の上昇率が、一桁で、東南アジア諸国の上昇率が2桁」と想定していたが、ベトナム政府の今回の議論は、意外であり、中国及び東南アジア諸国の「海外からの投資や衣料品を含めた受注合戦の激化」を予想させられた事になる。
発展途上国の最低賃金の上昇率及び経済成長率はこれまでも多くの議論がなされてきた。
はたして、「過去に日本や中国が経済成長率2桁を10年以上継続したが、その事がその国民や諸外国に取ってよかったのか?如何か?」見直されているように思う。台湾の某高官は「高すぎる経済成長率が10年以上継続する事はその国の経済をゆがめる。高度成長率を競争する事は百害あって一利なし」と発言している。今回のベトナム政府内の議論は、発展途上国の諸政策に一石を投じる事になった。同時に多国籍企業にとっては、好機となる予感がする。

Vietnam Investment Review